CS4のベンチマーク(みたいなもの)

CS4で作業をしていて少し気になった事があったので、簡単なベンチマークテストを取ってCS3と比較してみることにした。
まず、適当な写真を5枚ほど重ね、それぞれモードを変えて演算を課したファイルを用意する。サイズはVGA。
こんな感じの画像 
これを、レイヤーの表示/非表示や画像解像度、カンバスの回転を交互に何度も実行するアクションにかける。
大きくしたり小さくしたり回転させたりした挙句、また元のサイズに戻すだけという内容。
そしてその最初と最後にスクリプトで自動的にタイムスタンプを入れ、経過時間を比較する。
なお、この方法だと画像を開く時間が計測出来ないため、もう1個用意しておいた同じ内容の画像をアクション内で開かせている。
これをベンチ1とする。
双方ともヒストリ20で行った。
まずCS3。  
cs3  
2分6秒。
次にCS4。OpenGLの描画は有効にしてある。
cs4 
1分2秒!圧倒的な速さ!

しかしどうしても、こんな劇的な速さは体感出来ない。
実は仕事用のアクションを実行した時にCS3よりも遅いと感じたので、わざわざこんなベンチマークを取ってみたけれど…どうも解せないので、このアクションにちょっと細工をしてもう一度ベンチを行った。
細工と言っても、アクションの最初で画像を統合しただけ。それに伴ってレイヤーの表示/非表示も省いた。
これを便宜上ベンチ2とする。 
時間は大幅に短縮され、CS3では6秒。ところがCS4では11秒かかり、CS3に逆転されてしまった。
HDDへのキャッシュやOpenGLなどの影響を調べるため、条件を幾つか変えてそれぞれベンチを取ってみた。
表にまとめるとこんな感じ。計測が秒単位なので、最大1秒は誤差かな…。

  CS3 CS4(OpenGL有効) CS4(OpenGL無効)
ベンチ1(ヒストリ20) 2分6秒 1分2秒 1分7秒
ベンチ2(ヒストリ20) 6秒 11秒 10秒
ベンチ1(ヒストリ1) 56秒 44秒 43秒
ベンチ2(ヒストリ1) 5秒 10秒 10秒

CS4はレイヤーを多く含んだ高負荷時の処理速度で勝るものの、単純な画像ではCS3と比べて大きなオーバーヘッドがある。
喩えるなら、CS4はコップ一杯の水を汲むのに大きなバケツを使っているようなもので、汲んだ水より重いバケツの重さも負担しなければならない。
その代わりバケツ一杯の水を汲むのには、コップで何度も水を汲みに行くCS3の方が遅い。
まぁ原稿の仕上げやカラーイラストの着彩などではGPUによる新機能の恩恵は計り知れないものなので、多少のレスポンスの低下には目をつぶる。
あとはインターフェイス描画のフレームレートとか調べられればいいんだけど、流石に無理かなぁ。

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