カテゴリー: 仕事情報

  • 百合姫S vol.6

    1コマしか使わなかった新造階段ユニット 
    今回、コミスタのストーリーエディタを使って字コンテ(txt)→コミスタで読み込んで各ページに配分(テキストからそのまま吹き出し付きの台詞に出来る)…という風にやってみたんですけども、想像以上に字コンテが短く、かなりまばらに割り振ってもあんなページ数に。
    一応16ページくらいのつもりでいた。

    んでまぁ後半部分でまた新キャラなんですが、文化祭が始まる前に一通りの登場人物は出しときたかったので一応さわりだけ。
    …なんだけど、展開がどんどん2話目と被ってしまい…14ページの台詞とかそのまんま同じ事を2話でも書いた気がする。
    具体的に旬が何部とは書きませんでしたけど、お察しの通り軽音ですよ。
    そんなに被ることもないだろと思ったけど、先々の展開考えるとやっぱり演劇部と同じような持って行き方になる気がする。
    巻末コメントで直すとは言ったけど、こいつらはもういっそ出さなくていいなぁ…。
    いずれにせよ単行本が出るとなった時は、今回の旬と奈保子のやりとりの部分がそのまま収録されるってことはないので、そういう部分を大事になさる方は、今回の百合姫Sは捨てずにお持ち頂けたらと思います。
    まぁ単行本なんてまだまだ先の話ですが。

  • .(period)発売中

    .(period)
    一迅社アイリス文庫刊、瑠璃歩月先生著「.(period)」の挿絵を担当させて頂きました。
    久々に拳銃を描きましたけども、ビアンカの銃が「M92Sで」というオーダーだったので一大事。
    全然資料がない。
    M92F(FS、あるいは米軍採用のM9)の方は、映画とかゲームとかで頻繁に登場するので、銃に詳しくなくても見たことのある人は多いはず。
    でもM92Sはごく初期のもので、マガジンキャッチの位置やトリガーガードの形状をはじめとして、M92Fとは細かな外見上の違いがある。
    そして改良を重ねた現行モデルによって淘汰された今、ほとんど見かけることはない。
    海外のオークションで($1000弱、very rare、だそうな)かろうじて資料になりそうな写真を発見したが、グリップの鮮明な写真が見つからなかったため、まぁどうせ現存しても齢30年というポンコツだしグリップなんかとっくにダメになってるだろということで、一思いに木グリにした。

    G26の方は手っ取り早くマルイの奴を買いました。
    何発か試し撃ちをしてニヤニヤして箱に戻して売り払ったといった体の新品同様の中古で、8000円。なかなかいい買い物だった。
    表紙では92Sの木グリのようなワンポイントが欲しかったので、グリップエクステンションを赤にした。グロックならアフターマーケットのパーツがいくらでもあるだろうし、普通に黒で塗ってグリップが長い銃に見えても困る。

    あと今回、初めて着彩でSAIを使ってみた。
    なるほどこれは持て囃されるわけだなぁ。楽だし早いわ。
    銃と最終的な仕上げはPhotoshop。
    なんか銃の話ばっかですけど、豆のように小さくても労力はほとんど変わらないのがこういう小物のつらいところで。
    こういうのこそモデルデータを起こして使いまわすべきなんだろうな。

  • 門客商売

    コミメガリニューアルということでお呼ばれしまして、久々に描きました。現在発売中の9月号に載ってます。
    スケジュール的に目茶目茶きつくて、気付いていても直せなかったミスとか、いつも以上に手を抜いた仕上げとか、色々と粗が目立つ内容で申し訳ない。
    当初、同棲生活を斡旋する大学のサークルという説明が最後のページで入る予定だったんですが、あまりにもネームが多かったので省きました。
    そんな内容なので、「同棲同盟なんてタイトルいんじゃね?」と鮮やかにひらめいた。でも一応念のため…とググってみたところ、そのものズバリがズラーっと出てきた。自分がすぐ思いつくものは他人も思いついている。
    流石にそれは避けることにして違うものを考える。
    間借り人のことを食客と言うらしい。「じゃ食客商売なんてタイトルいんじゃね?」と軽やかにひらめいた。でも一応念のため…とググってみたところ、そのものズバリがズラーっと出てきた。自分がすぐ思いつくものは他人も思いついている。
    しかし*客商売という響きが惜しかったので、しぶとく辞典を引いてみると、食客の類義語に門客というのがあった。正直タイトル一つにそんなに時間をかけてる余裕もないので、この辺で手打ちにしたい。字面もいいからもうこれで。

    同号カラーページに新・萌えるヘッドホン読本の紹介があって、小さいけど絵が見れます。
    先方からSR-007Aで、という発注だったもので、俺の方で機種を選んだりとか出来ませんでした。
    当然実物なんか触るどころか見たことすらないわけで、送ってもらった資料写真を元にメタセコでモデルを作成したものの、サイズや細部のディティールはさっぱりわからない。多分実物はイラストより2回りくらい大きいんだと思う。
    SR-007A
    コミスタでこれをレンダリングしてラフと擦り合わせ、まずヘッドフォン部分だけ原稿用紙にプリントアウト。
    次にラフをプリントアウトして、ヘッドフォンを基準に位置合わせしてトレス台で下描き→ペン入れ→それをスキャン、という手段を取った。
    モデルなんか作らないで、コミスタの同心円定規かなんか駆使して描いた方が全然マシだったかもしれない。
    ケーブルは珍しくパスなんか使って描いた。つーか線が何本あるんだこれは。
    …着物着せてはみたけど、ノイズ源そのものみたいなこんな格好で高級オーディオ嗜む人はいないと思います。
    トラディショナルなリスニングスタイルは全裸で正座と相場が決まっています。でも裸NGって言われたから仕方ないのです。

  • ページコンテンツを追加

    ページコンテンツを追加しました。
    上の画像んとこの下に出てるリンクです。
    何で今までなかったんだろうと今更ながら気がついた仕事情報、旧サイトのeventページにあたる同人情報の2つです。
    同人情報からのリンクで既刊情報のページを移植しましたが、量が多いのでとりあえず今世紀分だけ。
    表紙入れてから1年も経過してしまいましたが、今度ばかりはさすがにコイル本出せるよう取り組んでおります。
    本の状況は同人情報のページに載せて行きます。

  • 百合姫S vol.5 発売中です

    はい皆様おはようございます、月刊玄鉄絢です。
    どうでもいいエントリ増やそうとか言っといてこの有様ですけど、なんかもう本当に書く暇がなくてですね、一月も空けてしまったわけですけども。
    つーか今もコミメガの原稿に追われてる状況です。

    んでまぁコノハナリンクなんですけれども、事ここに至って、またDandy:Lionの時と同じ間違いを犯してるという事に今更ながら気づきました。
    最近ビューティフルドリーマーのDVD買って、やっぱ文化祭が面白いのは準備してる時だよなぁ…なんて思いながら見てたんですけど(ビューティフルドリーマーは文化祭当日の様子は描写されていない)、でもそれって当事者だから準備してて面白いんであって、外様の人間がそこへやってきても何も面白くねぇよなぁ…と、沙織の台詞を書いてて急に我に帰りまして。
    Dandy:Lionの時は読者の視点から世界観を説明してくれるキャラが一人もいなかったので、門外漢(石動菖蒲)を主人公にして状況に巻き込まれる、という形にするのが良かったはずなんですが、当時はそんな気も回らず、菖蒲が登場するところ描いてからやっと気がついたものでした。
    その反省を踏まえて、智恵利を転校生という立場にしたはずだったんですけど、まぁよく考えたら、そもそもが学園物なんて読者の持つ「学生生活」という共通言語を下敷きに展開出来るから間口が広くて頻繁に持ち出されるテーマになってるわけで、何も主人公が門外漢=転校生である理由はなく…。
    沙織がしきりに「楽しいから」と言ってるのは俺の心の叫びかもしれません。
    文化祭そのものは全体から見ればただの舞台設定に過ぎないけれども、そこを描こうとしていたのは事実であって、それは達成出来ていないというところです。

    あと今回からモデルデータを背景に使い始めましたが、結局コミスタで構図を合わせてからレーザープリンタで出力してペンでトレースするという手法を使いました。
    最後のページのラスト2コマだけ、コミスタでレンダリングした物をそのまま使ってますけど、原寸で見てるととても実用に耐えるもんではない感じ。
    ただやっぱりペンでトレスするのであっても、下描きから全部やるのよりは劇的に早いし、もっともらしく見えるので、この手口はいけそう。

    .(period)のカバー絵も載ってますが、ちょうどこれを仕上げてる最中にビデオカードが壊れ、ほとんど選択の余地もないまま新しいビデオカードに買い換えねばなりませんでした。
    そんな矢先にHD4850(だっけ?)が発売されて、非常にブルーになっている今日この頃です。
    つーかGalaxyの9600GTうるせぇ。うるさすぎる。

  • 業務連絡いろいろ

    えーとまず、白夜書房から出る予定のヘッドフォン読本という本にイラスト1枚描きます。
    それから、新創刊される一迅社のノベルレーベル「少女向け一迅社文庫」にて、瑠璃歩月さんの小説の挿絵をやることになりました。
    両方ともまだ作業に入ってないので、詳細はまた後ほど。
    あと、長らく欠品が続いていた少女セクト2巻ですが、5月中旬ごろにはまた書店に並んでいる予定です。お待たせ致しました。
    因みにオビがOVAの告知になっています。1巻も順次同じオビにかけ替わります。

  • 百合姫S Vol.4

    テキトーな感じだ 
    本来は智恵利の件りがあって、その一部で挿入されるエピソードのつもりだったのですが、時間的に危機的状況だったので智恵利が出てくるところはバッサリ切りました。いきなり違う話になってて申し訳ありません。
    というか未だに1話のメガネの名前が決まっていません…それ以外のところは(今回の奴とか)割と固まってるんだけど…。
    しかも今回、そいつがメガネでストレートロングヘア(しかも黒系)だったのも忘れてまたメガネで黒髪ロングのキャラを出してしまった…。ちなみにフルネームは永谷園望(そのえ)。画像の方は三森みひろ。
    ネーミングルールもなんかあった方が喜んでもらえるかなぁと思って色々考えたけど、なんかこれと言って面白いのが思いつかなかったので、今回は取り立てて縛りはありません。特定のキャラに由来があったりする程度。
    ちなみに今回、不二越君のためにモジャ毛ブラシを新造しました。
    やりすぎでした。

    コノハナリンクに関しては時系列の前後がないよう、基本的に事象の起こった時間順に展開して行こうと思っております。
    劇中1日ごとに、ひとまずオチがつくようにしたいです。

  • 百合姫SとHOTMILK

    sn3a0034.jpg
     ようやくといったところですが、百合姫S vol.3の方は連載物です。
     時間があったのに結局ギリギリまでまとまらず、まだほとんど設定が出来ていない状態で、とりあえず穴を開けるわけには行かないので、本当にド頭のところだけという形になりました。キャラの名前も主人公以外全然決まっておりません。
     作業的にもまぁ、言わなきゃわかんない感じですけど、原稿用紙はA4のやつです。てか前回のもそうでしたけど…。
     あとHOTMILKの方も世間的には12/26発売となります。※12/27発売でした。申し訳ありません。しかし連休を挟むので、おそらく今週中に売ってる店もあるでしょう。コンビニは普通に発売日じゃないとダメだと思います。
     五十鈴のカウンターは今回のでおしまいです。当初から3回予定だったんですが、なんか結局オチらしいオチもつきませんで…。てか最初は16ページぐらい使う気でいましたが、やはり時間が…。
     あとフキダシが無闇に小さいかもしれない…。

  • HOTMILK vol.2

    このコマ仕上げミスってた
     ああこれ誤植だな…正確には「父と子と”聖”霊の御名によって」らしいです。
     うちは神道なのでこういうことは縁がなく、ひょうきん懺悔室のイメージしかないので色々調べました。懺悔じゃなくて、告解とか赦しの秘蹟と言うんだとか。
     つーか「迷える子羊よ、入りなさい」とか言わないんじゃねーか!

  • 29日でした

    今日あたりホットミルクvol.2が出るもんだと思っていたら、どうやら29日発売だったらしい。
    ああ確かに下旬発売って書いてあるなぁ前の号…。
    前回物凄く浮いて見えたので、今度は仕上げを変えてみたりしました。
    アマズンの商品も更新してみました。